2024年7月の東京都知事選挙を巡り、落選した石丸伸二氏の陣営が制作会社に違法な報酬を支払ったとして市民団体と大学教授がそれぞれ公選法違反の疑いで警視庁に提出した告発状が、受理されたことが分かりました。
告発した市民団体と神戸学院大の上脇博之教授はいずれも、陣営側が決起集会をYouTubeでライブ配信した際、関与した制作会社に公選法が禁じる違法な報酬を支払ったと主張しています。
一方、石丸氏側は「陣営関係者が制作会社に有償で配信を依頼し直前にキャンセルしたが、この会社はボランティアとして配信を担当したため、陣営は機材のキャンセル料として当初の見積もりと同じ額を支払った」と説明しています。