「幹事長というより私は番犬」国民民主党・榛葉賀津也幹事長(57)を直撃 記者会見での緊迫のやり取りも注目 「時代遅れの政治家でもいいから仲間守る」

「幹事長というより私は番犬」国民民主党・榛葉賀津也幹事長(57)を直撃 記者会見での緊迫のやり取りも注目 「時代遅れの政治家でもいいから仲間守る」

25日夜、YouTubeの生配信番組に出演していたのは、国民民主党の榛葉幹事長(57)です。

話題は、役職停止中の“玉キング”こと玉木代表のことに。

国民民主党・榛葉幹事長:
玉キング(玉木代表)がいないから榛葉キング、ライオンキングだよ!シンバだからライオンキング。

伊藤議員:
玉木代表きょう何してるんですかね?

榛葉幹事長:
寂しくロウソクをふぅ~ってやってるんじゃない?「消えた~」なんつって。

2024年、注目を集めた年収103万円の壁見直しを巡る与党との協議については…。

国民民主党・榛葉幹事長:
クリスマスプレゼントがなかったので、年明けですね。下手したら節分越えるかもね。

トップの玉木氏が役職停止という中、キーパーソンとなる榛葉幹事長。
FNNはその胸中を直撃しました。

榛葉幹事長:
玉木雄一郎という政治家をね、本気で支えようと。ある意味、幹事長というより、私は国民民主党の番犬だと。

自身を“党の番犬”だと語る榛葉幹事長。
記者会見でのほえる姿も注目を浴び、フリーの記者との間では緊張したやり取りもありましたが、それについて榛葉氏は「わたし全く変わってないんで。ずっとこのスタイルでやってきて」と答えました。

榛葉氏は現在57歳で、父は県議会議員。
2001年、34歳の時に民主党から参議院議員に初当選しました。

野党の中では保守寄りで、自民党ともパイプがあります。

野党の一部からは「信用できない」「話にならない」などと冷ややかな声も出ていますが、榛葉氏は「“敵がいる”というのはこの世界では褒め言葉。国民民主に攻めてくるいろんな勢力に立ち向かえる。壁になる人間がいなければいけない。女房役として玉木を守る。趣味は玉木雄一郎と言えるようになった」と語りました。

2025年は参議院選挙もあり、党にとっても勝負の年。

榛葉幹事長:
(参院選で)仲間を増やすこと。103万円の壁、ガソリン税の減税、これが国民が欲していること。

最後に榛葉氏に「自分でどんな人間だと思う?」と尋ねると、「古い人間だね。極めて昭和の人間だと思います。時代遅れの政治家でもいいから、これからそういう形で仲間を守っていきたいと思います」と答えました。

FNNプライムオンライン
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