「唐鳳meets福島futures」オードリー・タンさんから福島の皆さんへのメッセージ

「唐鳳meets福島futures」オードリー・タンさんから福島の皆さんへのメッセージ

2021年2月22日に開催される「唐鳳meets福島futures」に向けて、オードリー・タンさんよりメッセージが届きました。
(說明欄上有中文和英語的翻譯。There is a translation into Chinese and English in the description column.)
日本語で話されているメッセージに、福島から未来を創る私たちへの思いが詰まっています。

間もなく東日本大震災から10年となる節目を迎えます。
福島のユースの皆さん、台湾のオードリー·タンさんと未来について語り、
自らの手で新しい福島・新しい社会を造るヒントを一緒に考えてみませんか?
【応募について】
・福島県在住の中高大学生および同年齢の方合計50名。参加費は無料です
※申し込み多数の場合は抽選を行いますのでご了承ください
・2月22日の収録およびプレイベントの両方に参加可能な方
・オンライン(Zoom)収録にはお顔を出して参加ください
●収録… 2月22日(月)18:30~19:30
●プレイベント… 2月12日(金)18:30~19:30
 ※台湾の文化や生活・オードリータンさんの紹介などを行います
●動画公開3月11日午後2時46分
     (東日本大震災発生時間)
※公式HP
https://peraichi.com/landing_pages/view/meetsfukushima
※参加申し込みはこちら…
https://forms.gle/fQRG7FTZFXRjZYvg9

【コメント全文】
福島の皆さん、こんにちは。
台湾行政院政務委員オードリー・タンです。

まず始めに、東日本大震災の犠牲者たちに心よりご冥福をお祈り致します。そして行方不明や帰宅困難者の方々にも、謹んでお見舞い申し上げます。

今年(2021年)は東日本大震災から10年目を迎え、これにて福島の未来を担う世代に少しお話しさせて頂けることに関しまして、実に有意義なことだと思います。

皆さんは、これまで苦痛を乗り越えて来て、またこれから次世代の人たちのために豊かな社会を作る責任を持って、色んな挑戦や困難などに遭遇するのでしょう。

しかしどんな悲しみも苦しみも、みんなで分かち合えば、必ず克服できると信じています。

私も性別や年齢などを問わず、皆さんと一緒に話し合い、諸君の心声に耳を傾けたいと思います。

最後になりますが、2012年2月22日に皆さんとお会いできることを楽しんでいまして、私の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。

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福島的各位朋友,大家好。
我是台灣行政院政務院唐鳳。
首先,謹此對東日本大地震的犧牲者默禱,並對失蹤及流離失所的人,表示最深切的同情。
今年是東日本大地震十週年,能在此對肩負著福島未來重任的世代說幾句話,我覺得非常的有意義。
各位經歷過痛苦,並且承擔為下世代創造繁榮社會的重責大任,相信未來也將會遭遇各種挑戰與困難吧!
但是我相信不論是什麼樣的悲傷或痛苦,只要與大家一起分享,一定都能克服。
我也想放下性別和年齡等等偏見,和大家一起聊聊天,傾聽大家的心聲。
最後,期待和大家在2021年2月22日見面。謝謝大家。

◆◆◆◆◆◆

Hello everyone in Fukushima.
I am Audrey Tan, a member of the Taiwan Administrative Council.

First of all, I pray from the bottom of my heart for the victims of the Great East Japan Earthquake.I would also like to extend my sincere condolences to those who are missing or have difficulty returning home.

This year (2021) marks the 10th anniversary of the Great East Japan Earthquake, and I think it is very meaningful for me to speak a little bit to the generation that will shoulder the future of Fukushima.

You will be able to overcome the pain and face many challenges and difficulties with the responsibility of creating a rich society for the next generation.

However, I believe that we can overcome any kind of sadness or pain if we share it with each other.

Regardless of gender or age, I would like to talk with you and listen to your voices.

Lastly, I am looking forward to meeting you all on February 22nd, 2012.Thank you very much

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