【ガーシー被告】常習的脅迫などの罪で起訴 連日の取り調べも供述調書のサイン拒否

【ガーシー被告】常習的脅迫などの罪で起訴  連日の取り調べも供述調書のサイン拒否

常習的脅迫などの疑いで逮捕された前参議院議員のガーシーこと東谷義和容疑者が23日に起訴されました。帰国の時、笑顔も見せていたガーシー議員。供述調書へのサインを拒否し続けたということです。

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ガーシー被告(今年2月)
「懲役刑とかなった時に、僕からしたら意味不明になってくるんですよ」

今も、同じ思いなのでしょうか。

ガーシーこと東谷義和被告は、日本の警察当局がドバイの現地当局に直談判するなど異例の包囲網の末、6月に逮捕されました。連日、警視庁などの取り調べが進められてきました。

そして、逮捕から20日目の23日、ガーシー被告は常習的脅迫などの罪で起訴されました。ある捜査関係者は、逮捕後の様子について「全く反省の意思が見えない」と話しています。

どんな態度だったのか。

ガーシー被告の弁護士は、逮捕後の様子について、度々、ユーチューブで発信していました。逮捕された直後は…

ガーシー被告の弁護士(逮捕直後)
「開口一番言っていたのは『差し入れができるんだったら(週刊少年)ジャンプをお願いします』と言われました」

逮捕から6日目には…

ガーシー被告の弁護士(逮捕から6日目)
「現況ですけれども、日々、事情聴取は受けているという状況ですが、自身のやったことについては認めて謝罪・反省しているという方針でやっています。(被害者の)弁護士を介して示談の話し合いを進めさせていただいているところです」

取り調べに応じ、被害者との示談も進めたいとしていました。

ガーシー被告の弁護士(逮捕から6日目)
「ジャンプ、マガジン、ヤングジャンプは僕が差し入れています」

逮捕から13日目にも…

ガーシー被告の弁護士
「東谷さん自身は現在、警察官とか検察官の取り調べに真摯に対応している。向き合って取り調べに応じている状況」

ガーシー被告は自分のやったことを認め、謝罪・反省し、取り調べにも真摯に応じていたといいます。

しかし、捜査関係者は弁護士が動画で伝えた態度とはほど遠いといいます。

ガーシー被告は取り調べで「犯罪にあたると思っていなかった」と話し、警視庁の調べに対し、供述調書へのサインも拒否。日によって説明が変わり続けているといいますが、「本当のことを世に知らしめただけ」という趣旨の話もしているといいます。

警視庁は、ガーシー被告が動画収益を目的に過激な発言を繰り返したとみて調べています。
(2023年6月23日放送「news every.」より)

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