LGBT・性的マイノリティーの人たちへの理解を促進するための法律が参議院本会議で可決・成立しました。しかし、採決の際に、自民党の議員3人が「賛成できない」として退席しました。
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LGBT理解促進法は、与党と日本維新の会・国民民主党などの賛成多数で可決・成立しました。法律では、LGBTの人たちへの理解を促すため、政府が基本計画をつくることなどが定められ、「性的指向及びジェンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならない」との条文が盛り込まれています。
一方、採決時に「賛成はできない」として、自民党の青山繁晴議員、和田政宗議員、山東昭子議員の3人が退席しました。
自民党・山東昭子前参議院議長「私は心と体がアンバランスな方に対しては、差別という意識はありません。しかしやっぱり区別をしていただきたいと思っております」
退席した3人について、世耕参院幹事長は「党議拘束に反した行動」と指摘し、処分を検討する考えを示しました。
(2023年6月16日放送)
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