子どもとオカンが安心して暮らせる社会に!元受刑者「更生」を支え続けて10年。熱血社長の「信念」と「思い」に迫る! #参政党

  • 2023.04.23
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子どもとオカンが安心して暮らせる社会に!元受刑者「更生」を支え続けて10年。熱血社長の「信念」と「思い」に迫る! #参政党

「よろしくお願いします!黒川ようじは参政党とともに、より良い日本、犯罪のない自殺のない、たくさんの社会課題といわれているような根源を解決するためにこの度、一大決心して立ち上がりました。地域から日本を変えていく!地域から日本を取り戻す!この奈良県から日本を変えていきたい!奈良県をまず日本一、幸福度の高い都道府県に!お母さん、お父さんが子供たちと豊かに暮らしていきたい、家庭を増やしていきたい!」

今回の統一地方選で参政党公認で奈良県議に立候補した、奈良県生駒市に住む黒川洋司さん。大阪市内で美容室を経営するとともに、少年院を出た人や過去に生きづらさを抱えた人たちを雇いながら、人生の再チャレンジを支える食堂も営んでいます。

【黒川さん】 
「今までどっちかというと被害者意識とか加害者だった子たちにこういう働ける場所と、自分らもこういうお店だったらすぐに独立できるという経験を積ませて2年か3年後には自分の生まれ育った町や地方で同じように世直しの食堂をやってほしい」

実は黒川さんも若い頃、反社会的な組織に属し、世間に迷惑をかけて生きてきました。
変わったきっかけは、母親の突然の死。

そして、10年前に立ち上がったあるプロジェクトに参加したことです、職親プロジェクトは過去に罪を犯し、家族から見放された人を雇い、住む場所も用意し、親のように接することで再犯を防止しようという活動です。

黒川さんは10年間で、数多くの元受刑者や少年院から出た若者に雇ってきました。

【黒川さん】
「僕らみたいにちょっと道をそれていても考え方を変えたらやり直すことができる。社会にも貢献できることを実践できたら」

しかし、元受刑者を仕事に定着させることの難しい現実にも、直面しました。

【黒川さん】
「教育不足や愛情不足な子が多いので、徐々に社会復帰していってもらうために中間施設というか学校が必ず必要だと自分の体験で思っていたので…」

そこで少年院や刑務所を出た人が学べる場所「良心塾」を立ち上げました。
良心塾には、当時の法務大臣も注目し、視察に訪れました。

【黒川さん】 
「全員に共通しているのが、家庭崩壊だったり、虐待だったり、幼少期の時は(少年院にいた)この子たちも被害者だったのではと思うようになった」

良心塾にはこれまでのべ40人が通ってきました。そのうちのひとり、5年前に少年院から来たサキさん。ここで共に学んだ男性と結婚し、今、3児の母になろうとしています。黒川さんの食堂を手伝いながら、更生支援の活動にも協力しています。

【サキさん】 
「母親が帰ってこなかった、家に。お兄ちゃんと腹違いの弟と妹がいて、狭い団地でずっと何もしていなくて、学校にも行ってなくて。小学5年生の時に初めて義理の新しいお父さんが来て凄い期待したんですよ!次は母親が帰ってきてくれて自分の名前を呼んでくれてお母さんしてくれるかなと思ったけど、やっぱりお母さんは帰って来なくて、すごい(義父の)暴力もひどくなって…」

居場所がなくなり夜の町へ。大人に利用され知らないうちに犯罪に手を染めることに。
少年院にいたサキさんが助けを求めたのは講演に訪れた黒川さんでした。最初は反発ばかりしていましたが、徐々に心を許すようになり…

【サキさん】 
「見返りを求めない大人に出会って少しずつ人を信じられるようになって。子どもができたことが、すごい変わる大きなきっかけ」

そして、自分の母に対する気持ちにも変化が…

【サキさん】
「虐待したくてしてるんじゃないと初めて気づいて良く殺さず生かしてくれたな。方法は違うかもしれないけど施設に入れてくれたり、なんかよく殺さずに生かしてくれたなと思ってその時に初めて母親のことをすごい許せた

家庭を持ち母親となり、立ち直ったサキさん。黒川さんはその様子を父親のように見守り続けてきました。

その一方で、増える若者の犯罪や自殺…そして広がる格差。子供たちを助けたい…
そして命の根源であるお母さんが安心して出産・子育てできる、世の中にしたいという思いに突き動かされ、今回、出馬を決意しました。

【黒川さん】
「出馬したかというと、10年取材してくれてわかってもらってると思いますが、本当に子どもの頃から安心して暮らせる家庭で育ってない子供が少年院、刑務所に多い…
発達障害の子も含めて。ほんまに社会的に被害者だった子が矯正施設に行かないといけない現実は、やっぱりもっと知るべき。生まれた時から悪い赤ちゃんはいない、それだけ 環境は大事だと思っている。職親は終わりがない。もちろんやり続けるけど、これだけではまた新たな被害者も出でくる。できるだけ少年院、刑務所に行かない、そのためにも家庭が取り戻すためには、政治も変えていかないと世の中よくならなない…
サキも立ち直るのに、5年、6年かかりましたので。すごく根が深い…政治の世界に踏み込んで、そこから根源解決を!」

しかしー。残念ながら、今回、その思いは果たせませんでした。

【黒川さん】
「もちろんやるからには当選する気でいきましたので、さんざんな結果になってしまったので残念というより、めっちゃいろんな人が応援してくれたし、僕を当選させるために時間も時にはお金も使って応援してくれたので、申し訳ないというのは正直あります。やっぱり子どもたちが不幸になる元凶はお母さんが幸せな社会がどんどん減っているから「お母さんが幸せになる社会を作っていきたい」ていうのを奈良でもことあるごとに「お母さん」「お母さん」って言ってきたし…選挙カーにも「お母さん、ありがとう」って書きましたから少なからずともわかってくれた人もいたと思いますし、すごい大事ですよ、僕はオカンが原点なんで、活動家としてももちろんそれはやっていけるので、更にやっていかないといけないとこの3カ月通じて確信した。

でもやっぱり一番は「家庭」です。家庭をサポートして、新米のお父さん、お母さん。昔は3世代で暮らしてたからそこに支えがあったじゃないですか。今ないじゃないですか、だから家庭をサポートできる仕組みを、子育てが未熟なお父さんお母さんでも徐々にいろんな人の手を借りながら子育てできる地域コミュニティを絶対やりたかった。絶対やりたかったですね。でも民間でもそれはできるが、時間もお金もかかるので本当は行政にやってほしいことはいっぱいあります。今回当選した人とも結構仲良くなったので、僕がその人に言います(笑)」

こども、お母さんたちの笑顔あふれる世の中に…その思い、「志」はぶれることなく、黒川さんの挑戦は続きます。

#参政党 #神谷宗幣 #黒川洋司 #良心塾 #吉野敏明

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