【特別対談】vol.01オードリー・タン(台湾IT相)×貴田守亮(EY Japan 最高執行責任者)「ダイバーシティと2030年の世界」─「社会ってどうやって変わってきた?」

【特別対談】vol.01オードリー・タン(台湾IT相)×貴田守亮(EY Japan 最高執行責任者)「ダイバーシティと2030年の世界」─「社会ってどうやって変わってきた?」

※日本語字幕つき。(字幕ボタンをクリックして、表示させてください)

2020年、世界は新型コロナウイルスのパンデミックに襲われ、私たちの働き方や社会の価値観は大きく変わろうとしている。これからの日本、世界の未来はどこへ向かっていくのか、あるいはどこへ向かうべきなのか──。

この問いの答えを探るべく、クーリエ・ジャポンは特別対談を企画。ITを駆使したコロナ対策で世界の注目を浴びたオードリー・タン台湾デジタル担当大臣と、世界四大会計事務所の一つであるEY(アーンスト・アンド・ヤング)のメンバーファームであるEY Japanの貴田守亮COO(最高執行責任者)にじっくり語り合ってもらった。

タン氏はトランスジェンダー(MTF)、貴田氏はゲイであることをカミングアウトしており、話題はLGBTQやその他の社会的マイノリティの多様性にも及んだ。台北と東京をウェブ会議システムでつないだ90分間。全5回でお届けする。

第1回は「社会ってどうやって変わってきた?」。台湾は、日本はどのように歩んできたのか?

オードリー・タン(唐鳳)
8歳から独学でプログラミングを学び、中学を中退後、19歳のときにシリコンバレーで起業。2016年、35歳という史上最年少の若さで蔡英文政権に入閣し、デジタル担当政務委員(大臣)に就任。世界初のトランスジェンダー大臣としても知られる。台湾のコロナ対応では、薬局など各販売店のマスク在庫がリアルタイムで確認できるアプリ「マスクマップ」を開発した。

貴田守亮(きだ・もりあき)
日本で生まれ、8歳のときに家族で渡米。カリフォルニア大学アーバイン校でピアノ科学士号、サンフランシスコ州立大学院で経営学修士号を取得。米国のEYに入社後は、ニューヨーク、ロンドン、東京などでキャリアを積む。2019年、EY Japan COO(最高執行責任者)に就任。EY LGBTネットワーク・グローバルリーダー。LGBTコミュニティの若い世代のメンターとして、社内外で積極的な活動を行っている。

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