台湾のマスク不足解消に尽力したデジタル担当大臣のオードリー・タン氏が、BS日テレ「深層NEWS 3時間スペシャル」に出演した。
デジタル化を進める日本の動きについて、「閣僚レベルでデジタル化のポジションが出来たのは喜ばしい。デジタル化は人と人をつなげるもので、ITは機械同士をつなぐものである。デジタル化はITに依ることになるが、ITは、そのままイコール、デジタル化ではない。デジタル化は、人々の文化や生活様式、社会全体をまとめ上げるもの」とした上で、「(デジタル化を進めるにあたっては、それが)デジタル化の基礎となる基本的人権のような利益をもたらすだけでなく、イノベーションやガバナンス、インクルーシブなもののような、人と人とをつなぐ価値をもたらすものであることを確認しなければいけない」と指摘した。
また、タン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大局面において、日本と台湾はこれまでも多くの緊密な協力があったと評価した上で、今後、気候変動や海洋ゴミ問題、カーボン・フットプリントといった環境問題でも協力できると述べた。
番組内でタン氏と対談した慶応大学教授の宮田裕章氏は、デジタル化について、「デジタルのインフラを整備するのではなく、社会そのものをどう変えていくのかという根本的な問いが日本に必要とされている」「つながる社会の中で、お互いがどう豊かに生きていけるかというところが重要な考え方になる」と語った。
#日テレ #深層NEWS #新型コロナウイルス #COVID19
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24/
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS 24 HP
https://www.news24.jp/