訴 状
令和５年２月２日
東京地方裁判所民事部 御中
住所
〒２７３－０００５
千葉県船橋市本町一丁目１１番２９－１０１号
原 告 ＮＨＫ党
上記代表者 党首 立花孝志
（送達場所）
〒１００－００１４
東京都千代田区永田町２－１－１
参議院議員会館３０４号室
立花 孝志
電 話 ０８０－２５０８－９３４７
ＦＡＸ ０３－３５９１－２３００
〒１０６－００４１
東京都港区麻布台２－２－１２三貴ビル３階
被告 参政党
上記代表者 代表 松田 学
〒９２２－０２６４
石川県加賀市須谷町ハ１４２番地１
被告 神谷 宗幣
損害賠償請求事件
訴訟物の価額 １００，０００，０００円
貼用印紙額 ３２０，０００円
請求の趣旨
１ 被告らは、原告に対し、連帯して金１億円及びこれに対する令和５年２月１日から支払済まで年３分の割合による金員を支払え。
２ 訴訟費用は被告の負担とする
との判決を求める。
請求の原因
第１ 当事者
１ 原告は、法人格のある国政政党です。現在、原告には２名の国会議員の他、２０名ほどの現職地方議員が在籍しています。
２ 被告参政党は、原告と同様に法人格のある国政政党です。現在、被告参政党には１名の国会議員（被告神谷宗幣）のほか、３０名ほどの現職地方議員が在籍しています。
３ 被告神谷宗幣は、被告参政党に所属している現職の国会議員（参議院議員）です。
第２ 本件提訴に至る事情
１ 被告神谷は、令和５年１月３１日午後１時５０分頃から午後２時５０分頃までの間、山口県下関市内のＪＲ下関駅前において、令和５年１月２９日告示で令和５年２月５日投票日の下関市議会議員選挙【以下（本件選挙）という。】に被告参政党公認で立候補している訴外白石そう候補の応援選挙演説【以下（本件選挙演説）という。】を行った。
２ 本件選挙演説は拡声器を使って行われ、約４０名の聴衆が本件選挙演説を聞いていました。
３ 被告神谷は本件選挙演説において、「我々これから質問には応えないですよ。ＮＨＫ党さんにはね。なぜか、理由もはっきりさせておきましょう。皆さんのグループの中に、極左暴力集団反社と繋がりのある人達が幹部にいるからですよ。そんな人達と、一緒に画面にも映りたくないし、やりとりしたくないんです。同じ仲間だと思われたくないんですよ。我々は、だから、私達は対応しないと言っているんです。私は言いましたけど、浜田議員がしっかりとね私と政策について議論したいけど応じますよとも言っています。でも皆さんはそういうことは一切しないで、そんなクラブカードを持ってこんなことをするじゃないですか。マナーがないんですよ。信頼関係がないんですよ。だからそういう人達と建設的な議論ができないから質問には応えませんよということで、裁判したらいいじゃないですか警察に言ってください。そういった行政からの質問や対応には我々100％しっかりと応えますから直接こうやって来てね今日は私だからいいけどね。新しい新人の方とか皆さんみたいにやられたらみんなやりにくいんですよ。妨害になってるんですよ。だから私達は応えない理由は言ったじゃないですか、極左暴力集団や反社と繋がりがあるという政治団体と一緒に活動したくないから、だから応えないって言っているです。それが我々の理由。」などの発言を行った。
第３ 不法行為
１ 本件選挙演説における被告神谷の、「ＮＨＫ党さんにはね。なぜか、理由もはっきりさせておきましょう。皆さんのグループの中に、極左暴力集団反社と繋がりのある人達が幹部にいるからですよ。」という発言は原告の社会的評価を低下させる発言である事は明らかです。
２ その後にも、被告神谷は、「妨害になってるんですよ。だから私達は応えない理由は言ったじゃないですか、極左暴力集団や反社と繋がりがあるという政治団体と一緒に活動したくないから、だから応えないって言っているです。それが我々の理由。」という発言をし、原告の社会的評価を低下させる発言を２度も行った事は明らかです。
３ 上記１乃至２で示した通り、国政政党（原告）の幹部や国政政党（原告）が、極左暴力集団や反社と繋がりがあるという発言を選挙演説で行う行為は、国政政党としての原告の信頼を根本から覆すものである事は明らかです。
４ そしてもちろん、被告神谷が指摘する原告の幹部とは、原告の党首や副党首や幹事長や原告所属の議員などを指摘していると思われますが、原告に所属している幹部と思われる者に極左暴力集団や反社と繋がりがある者は居りません。
５ 従って、かかる表現が原告の社会的評価を低下させる事実を摘示していることは明らかですので、被告神谷による本件選挙演説は、原告に対する信用毀損行為に該当するので、被告神谷の原告に対する不法行為があった事は明らかです。
６ なお、本件選挙演説において、被告神谷は「反社、誰ですか？」という原告党員である訴外菊竹進の質問に対して「おいおい明らかにしますよ、今資料集めていますから。」と回答し、本件選挙演説前に十分な取材や調査をしていない事を自白しています。
７ 更に、本件選挙演説前に、被告神谷や被告参政党から原告に対して、原告の幹部の中に極左暴力集団や反社と繋がりがある者がいるのか？といった取材や質問がなかったことを付言させて頂きます。
第４ 被告らの責任
１ 被告神谷は、本件街頭演説によって、原告の信用を毀損しました。
２ 本件街頭演説は参政党公認候補者の選挙運動中に行われた事と、被告神谷が被告参政党の副代表であり被告参政党所属の唯一の国会議員である事から、被告参政党には、被告神谷の使用者責任或いは監督責任があります。
３ よって被告神谷と被告参政党【以下（被告ら）という。】は、連帯して原告が被った損害を賠償する責任があります。
第５ 原告の損害
１ 被告らの不法行為により原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金１億円（慰謝料）を下りません。
第６ 結語
よって原告は被告らに対し、民法第７０９条乃至同法第７１５条第１項乃至同条第２項に基づき、請求の趣旨１項記載の金員の支払いを求めるものです。
以 上
付属書類
１ 訴状副本 ２通
２ 履歴事項全部証明書２通（原告と被告参政党）
政治家女子４８党 ＳＪＪ４８
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★私は、ＮＨＫ職員を１９年４ヶ月してましたが、２００５年に週刊文春でＮＨＫの不正経理を内部告発して退職【内部告発が原因で実質上のクビ】になりました。
２０１５年４月 船橋議会議員選挙で当選
２０１６年７月 船橋市議会議員を辞めて、東京都知事選挙に立候補、ＮＨＫの政見放送で【NHKをぶっこわす！】と９回訴えました。
２０１７年１１月 葛飾区議会議員に当選
２０１９年５月 葛飾区議会議員を辞めて、大阪府堺市長選挙に立候補
２０１９年７月の参議院選挙【全国比例】で当選。
２０１９年１０月参議院議員を失職【参議院選挙出馬により】
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