【10年に一度】強烈寒波に高まる警戒 都市部で何が起きる?(2023年1月23日)

【10年に一度】強烈寒波に高まる警戒 都市部で何が起きる?(2023年1月23日)

 24日からの強烈寒波は列島をすっぽり覆ってしまいます。普段めったに雪が降らないエリアはどうなってしまうのでしょうか。過去には大雪で大規模停電も発生。交通機関に大きな影響が出たこともありました。

 過去には強烈な寒波の襲来で、東京都心が一面、雪景色に。私たちは、どのようにして大雪に備えれば良いのでしょうか。

 大雪による大規模停電で、通勤ラッシュの交通網はまひ。氷点下の寒さで水道管が凍結するインフラ被害も続出。なんと、南国・沖縄でも、雪が降っていました。

 「10年に1度レベル」の強烈な寒波。気象庁が厳重な注意を呼び掛けています。

 気象庁:「大雪、雪を伴った暴風、猛吹雪、吹きだまりによる交通障害、高波に警戒が必要です。雪崩、電線や樹木への着雪、落雷、突風、低温による水道管やその設備の凍結、路面凍結にも十分に注意が必要です」

 過去にも寒波が襲来し、全国の広い範囲で雪が降ったのが、7年前の2016年です。西日本や北陸を中心に記録的な大雪となり、福岡県では、33年ぶりに大雪警報が出されました。

 慣れない雪にけが人が続出する事態に…。市街地ではインフラ被害が相次ぎました。水道管の水が凍結し破裂する被害が多発。大牟田市では、市内全域で、水の供給がストップしました。スプリンクラーの配管も破裂し、消火剤が漏れ出すトラブルも。

 南国・沖縄でも異変が。39年ぶりに、史上2度目の雪が観測されました。

 そして、首都圏では大規模な交通障害が懸念されています。

 東急東横線綱島駅アナウンス:「速度規制を行っています。そのためご乗車のお客様をさばき切れない状況でございます。大変申し訳ありませんが、もう少々お持ち下さい」

 大雪の影響で通勤ラッシュの駅は大混雑。大規模停電で、交通網がまひする事態が起きています。

 気象庁:「強い冬型の気圧配置は27日ごろにはいったん緩むが、29日ごろにかけて再び強まる可能性がある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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